福島第一原発の処理水について、東京電力は17日、今年度5回目となる海への放出を完了したと発表しました。

東京電力は、10月30日から福島第一原発にたまる放射性物質・トリチウムを含むアルプス処理水の海への放出を開始していて、17日正午ごろ、放出が完了しました。今年度5回目、通算で16回目となった今回はおよそ7800トンの処理水を放出したということです。

東電では今年度、およそ5万4600トンの処理水を7回に分けて放出する計画で、これで今年度は残り2回となります。