全国高校サッカー選手権大会の宮城県大会で準優勝した聖和学園高校の男子サッカー部で、複数の部員が飲酒や喫煙により退部などの処分を受けていたことが分かりました。こうした中、17日、全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が行われました。

聖和学園によりますと、今年8月の夏休み期間中、男子サッカー部の複数の部員が飲酒や喫煙をしていたことを把握しました。学校側は関わった人数や詳しい状況を明らかにしていませんが、該当する部員を個別に指導し、全員が10月から始まった全国高校サッカー選手権大会の県大会の前に、退部や休部または転校したということです。

聖和学園は11月2日の県大会決勝で仙台育英に敗れ準優勝となっていました。全国大会をめぐっては仙台育英のサッカー部内で構造的ないじめがあったことが発覚し出場辞退を申し出ています。

こうした中、12月開幕する全国高校サッカー選手権大会は17日、組み合わせ抽選会が行われました。抽選前、大会事務局からは「宮城県代表については現在も調整中で決まり次第発表する」との方針が示されました。抽選は県高体連が代理で行い宮城県代表の1回戦の相手は沖縄県の那覇西に決まりました。














