歯や口の健康に関心を持ってもらおうと、鹿児島市で健康講座が開かれました。

「市民のための歯科健康講座」では、80歳になっても20本以上自分の歯を保とうという「8020運動」を達成した88人が表彰されました。

(80歳で27本 谷口渓山さん※)「少なくとも100歳までは、歯を大事にしながら健康で有意義な人生を過ごせるように頑張っていきたい」
※渓山の「渓」は旧字体

講座では、よく噛むことが脳の老化防止につながることや、食べものを飲み込む機能などを向上させる口の体操を紹介していました。

(80歳で30本)「15分ぐらいかかる、1回の歯磨きに。先生たちの指導も大事だが、自分が日常的に意識することが大事」

(市歯科医師会 公衆衛生委員会 迫田賢二委員)「生涯を通じて自分の歯でできるだけ食べてもらう一助になれたらうれしい」

講座では、日常生活の中での運動も健康に役立つとして、いすに座ったままできる首のトレーニングなども実践していました。