本格的な冬の訪れを前に、IRいしかわ鉄道では17日、線路に積もった雪を飛ばすラッセル車の試運転が行われました。

東金沢駅近くのIRいしかわ鉄道の車両センターでは17日、ラッセル車の試運転に向けて雪を線路わきに押し出すウィングが正常に動作するかなどを確かめました。
IRいしかわ鉄道はラッセル車を1両配備していて、全線開業して初めての冬となった昨シーズンは出動の機会がありませんでしたが、2017年から翌年にかけての大雪の際は11回出動しました。
ラッセル車は、レール上に20センチ以上の積雪が見込まれる際、雪の降り方などをみて出動するということです。

IRいしかわ鉄道施設センター・大濵肇副所長
「これから本格的な冬を迎える。安全で安心、安定できる鉄道を提供していくことを重きに置きやっていきたい」

ラッセル車はこのあと、金沢駅から福井県の芦原(あわら)温泉駅の間で操縦訓練を行い、大雪に備えます。














