関西高校(岡山・北区西崎本町)は2027年度から普通科を対象に男女共学化を行うことを発表しました。2028年度にはITビジネス化を共学化するということです。
EIエンジニア科については今後共学化について検討を行うとしています。

関西高校は1887年に私立岡山薬学校として設立され、これまで男子校として約5万人の卒業生を輩出しています。

共学化にともない関西高校は以下のコメントを発表しています。
「関西高校は明治20年の創立以来138年にわたり、校訓である「敢為の精神」のもと、大学進学や就職、専門分野の人材育成など多岐にわたる進路を目指す男子生徒の教育に力を注いでまいりました」

「しかし、近年社会における男女の役割や意識は大きく変わり『男女協働』が重要となっております。このような環境下で教育の役割は『本来の社会で男女が協働して活躍できる人材を育成すること』へと進化しております」

「そのような社会の変化を踏まえ、学びの場を男女問わず提供していくことが本校の責務であると考え、男女共学化を実施いたします」

「本校には長年培ってきた勉学とスポーツの両論で生徒の成長を支える教育があります。また先進的なDX教育とそれを支える充実した設備に加え、eスポーツやアーバンスポーツといった時代を先取りした部活動にも取り組んでいます。これらを活かして、『関西高校の教育力』を男女問わず社会全体に還元し、『すべての生徒が自分らしく挑み、共に磨きあう』学び舎を目指します」