兵庫県の斎藤元彦知事が知事選で再選してから2025年11月17日で丸1年となり、緊張状態が続く県議会との関係について「コミュニケーションを密に図っていく」などと述べました。

 兵庫県の斎藤元彦知事は、去年職員へのパワハラ疑惑などで告発を受け、県議会が全会一致で不信任決議を可決し失職。出直し選挙で110万票余りを獲得して再選しました。

 一方で、告発文書をめぐる対応や私的情報が漏えいした問題などで県議会との緊張関係が続いています。

(兵庫県・斎藤元彦知事)「前を向いて県政を進めていくことが大事だと。しっかりこれからもコミュニケーションを密に図りながら県議会とのさらなる連携が図っていくことができると考えています」

 来月から開かれる12月議会ではSNSでの誹謗中傷防止条例や知事の給与カット条例などが焦点となります。