大相撲九州場所は16日、福岡国際センターで中日を迎え、元大関で西の十両4枚目の朝乃山(富山市出身)は西の十両筆頭の藤青雲を下し、連勝を6に伸ばしました。
連敗スタートだった朝乃山は、3日目の荒篤山(東十両6枚目)との取組から巻き返し、5連勝で中日を迎えました。
対戦相手の藤青雲は、熊本県出身と御当所相撲に気合いが入っていましたが、朝乃山は立ち合いから得意の右四つの形を取りにいき、力強い相撲で土俵の外へ追い出し「寄り切り」で勝ちました。
これで6勝2敗となり、再入幕の目安となる2桁勝利まであと4勝。
朝乃山は、17日、9日目に東十両筆頭の日翔志と対戦します。
中日を終えた16日時点で、十両の成績優秀力士は、藤凌駕が無敗で単独トップ。
次いで、1敗が大青山。その後を2敗の朝乃山含む5人が追いかけます。
また、このほかにも富山県出身の力士が活躍しています。
今場所、昇進を果たした東の幕下44枚目で朝日町出身の旭水野は、中日の取組は、ありませんでしたが、ここまで3勝1敗と勝ち越しに大手をかけています。
そして、ケガの影響で、3場所ぶりに復帰した西の序二段22枚目で富山市出身の鶴英山は、中日の取組はありませんでしたが、7日目に4勝0敗と無敗で勝ち越しを決めています。














