大相撲九州場所は15日、福岡国際センターで7日目を迎え、元大関で西の十両4枚目の朝乃山(富山市出身)は西前頭14枚目の時疾風を下し、連勝を5に伸ばしました。

朝乃山は膝のケガの影響などで、去年7月17日以来486日ぶりの幕内土俵で初顔合わせの時疾風と対戦しました。

立ち上がりから得意の四つに持ち込もうとしましたが、お互い一歩も譲らずりません。

終盤の土俵際での攻防戦で、朝乃山が相手に体を預け倒れ込む形になりながら「寄り切り」で勝ちました。

朝乃山は5連勝で今場所は5勝2敗となり、再入幕を目指す朝乃山にとって、2桁勝利は一つの目安となる中、残り日程で10勝以上を狙えるかが注目です。

16日の中日は西十両筆頭の藤青雲と対戦します。