家計の強い味方 キッチンオリジンでも導入

いま、広がりをみせている交雑牛。

千葉県に23店舗を構えるスーパー「せんどう」では、国産牛はすべて県内産の交雑牛だといいます。現在、牛肉コーナーの3割を占めています。

せんどう ちはら台店 日暮裕 店長
「交雑牛は昨年に対して約120%好調となっています。物価高で和牛より手に取りやすい価格帯ということで、販売が好調だと思います」

商品のお値段を見てみても、ほぼ同じグラムで和牛が1274円に対して、交雑牛が978円と、296円安く、1000円を切りました。

物価高の今、家計の強い味方になってくれそうです。

お客さん
「安いんじゃない。あれ(和牛)だと2000円~3000円するもんね」
「お買い得かな。他のお店で買うよりも比較的お安い。100g400円台とかあるので助かりますね」
「国産牛(交雑牛)の方が柔らかいと思っていますし、野菜と合わせて炒めたり煮たりして食べようと思っています」

キッチンオリジンでも、11月2日から交雑牛を使ったすき焼き弁当「国産牛のすき焼き弁当~さくらビーフ使用~生卵つき(1078円)」を販売。

キッチンオリジンの開発担当者によると、「(交雑牛は)脂身と赤身のバランスが丁度いいため、すき焼きに適している」ということで選んだそう。