高市総理の答弁は「国の根幹がわからなくなる」

ーー高市総理が台湾有事の例を出して自衛隊に防衛出動を命じることができる「存立危機事態」なんですけど「戦艦を使い武力行使を伴えばどう考えても存立危機事態になりうる」という、この発言をどうご覧になりますか。
公明党 斉藤鉄夫代表:
これまでの政府見解と大きく異なるものですので、私の質問主意書を出させていただきました。これまでの政府見解は変更になったのかと。これは質問主意書ですので、閣議決定されるものですけれども、その点を今、質しております。
これまでは、その個別具体的な事例に応じて判断すべきものということで、この見解は非常にある意味では、これまでの見解と違いますので、どういう意味なのか、もう少し我々、この質してみる必要があると思います。
また高市総理「私の発言と政府統一見解とは必ずしも一致していない。」という旨の答弁をされてまして、それは総理違うじゃないですか。やはりあの総理が国会の場で答弁されることですから、それは政府の統一見解と一致していかなければ、国の根幹はどちらにあるのかわからなくなってしまいます。国を乱していくことにつながります。
そういう意味で、統一見解はどういうことなんでしょうかということをもう一度はっきりさせたい。国を誤らせたくないという思いで今回質問主意書を出させてもらいました。














