古銭への投資を勧められ、山口県宇部市の事務員の男性(50代)が現金117万円をだまし取られました。
警察によると、男性は今年8月、SNSを通じて日本と外国のハーフの女性を名乗る人物と知り合い、SNSグループに招待されました。
グループのメンバーから「古銭は価値がある」「明治4年の金貨はほとんど入手できない貴重なもの」「1か月ほどで転売すれば15~20倍の利益が見込まれる」などと、古銭への投資を勧められたということです。
話を信じた男性は5回にわたり、指定された銀行口座に現金177万円を振り込み、だまし取られました。
メンバーと連絡が取れなくなり、不審に思った男性が警察に相談して発覚しました。
警察は、詐欺事件として捜査するとともに、SNSで知り合った相手とやりとりする中で投資や事業経営に話題を移し、お金をだまし取る詐欺が多発していると注意を呼びかけています。














