自衛隊基地建設が進む種子島沖の馬毛島です。工事関係者の数がピークに達し、初めて6,000人を超えたことが分かりました。

西之表市の馬毛島では、自衛隊基地の整備と、アメリカ軍空母艦載機の陸上離着陸訓練=FCLPの移転が計画されています。

現在、2030年3月の基地完成に向けて工事が急ピッチで進められています。

防衛省が鹿児島県に提供した情報によりますと、工事関係者の数は去年12月に初めて5,000人を超え、先月・10月に、前の月より90人多い、6,040人となったことが分かりました。内訳は、馬毛島4,200人、種子島が1,840人です。

工事関係者の数はピークに達しているとみられますが、県は国に対し、このピークがどの程度続くのかを示し、必要な対応を行うよう申し入れたということです。