新型コロナウイルスが世界で初めて確認されてから2022年12月で3年が経ちました。国内でも第8波が到来して終息が見えない中、今も「命の最前線」でコロナと闘い続ける人たちを取材しました。
重篤患者が搬送される「最後の砦」で闘い続ける医師

(京都第二赤十字病院・救急科 成宮博理副部長)
「(防護服を着るなど)こんなんまだやってんねやという感じですよね。第1波の時から何も変わっていないです。この先はレッドゾーンです」
3年間、「命の最前線」では変わらずコロナとの闘いが続いています。
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年間8000件の救急患者を受け入れる「京都第二赤十字病院」の救命救急センター。京都府内でも心筋梗塞や脳卒中など、特に重篤な患者が搬送される“最後の砦”です。
(京都第二赤十字病院・救急科 成宮博理副部長)
「けん怠感とか外傷がやっぱり多いですよね。あとは重症の心停止であるとか、呼吸苦も来ますし。ほとんど全ての疾患が来る状況です」
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コロナ陽性患者も連日搬送されてきます。救急科の副部長で第1波からコロナ対応に当たってきた成宮医師に、第8波の特徴を聞きました。
(京都第二赤十字病院・救急科 成宮博理副部長)
「ワクチン接種を11月中旬に4回目打っている方。打っているけれども感染しています。オミクロン株対応ワクチンだと思いますよ、11月中旬なので。打っても普通に感染しています」
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感染力が強いオミクロン株。ワクチン接種を4回や5回受けている人でもコロナに感染するケースが増えているといいます。
(京都第二赤十字病院・救急科 成宮博理副部長)
「打ってもかかるのは仕方がないですね。感染そのものを抑えるのは相当難しいと思います。ワクチンでは抑えきれない」














