少量の油での「揚げ焼き」に潜む落とし穴
原因の一つが今、SNSでも流行している、少量の油で調理する「揚げ焼き」です。油の量を減らせるメリットがある一方で、危険な落とし穴もあります。
金沢市内で過去5年間に発生したこんろ火災うち、てんぷら油を使っていたケースは34件あり、その半分以上の19件は適量よりも少ない油で調理していました。

実際に揚げ物に適切な量とされる400CCの油と、少量の油200CCが発火するまでの時間を比べてみます。
少量のケースでは、火をつけてから3分後に煙が上がり始めました。その後も過熱を続け、着火から5分後にはフライパンが発火しました。

一方、揚げ物をする際の適量400CCの油を加熱した場合は、5分を過ぎても発火する様子はありません。














