馬術の経験、人生にいかして

今年10月、熊本で開かれた馬術大会で、香歩さんは障害競技に初めて出場。練習の成果を発揮し、中学生以下の部門で3位入賞を果たしました。

熊本での馬術大会(2025年10月)

弟の諒馬ちゃんも、3年前は母のリード付きで練習していましたが、今では1人でハウルに乗って手綱をさばけるようになりました。

香歩さん:
「耳がふわふわしていてかわいい」

諒馬ちゃん:
「俺は口。ぷにぷに。もうちょっと走ったりできるようになりたい」

母・奈保さんは現在、レースを引退した競走馬を預かり、乗馬をはじめとした新たな役割を担えるようトレーニングする仕事をしています。自分が馬との関わりの中で感じてきたことを、子どもたちにも伝えたいと考えています。

奈保さん:
「自分たちがしてほしいことを馬に受け入れてもらうためにも、ちゃんと馬の状態を知ることが大切。馬の世界だけじゃなくても、役立つことが多いなと感じることがたくさんあると思います。子どもたちも、その経験を人生にいかしてほしい」

もっとうまく乗りこなせるよう練習する日々のきょうだい。大好きなパートナーとともに一歩ずつ成長していきます。