津市の三重大学で、南海トラフ巨大地震を想定した津波避難訓練が行われました。

三重大学は海岸からの距離が500メートルほどで、川にも挟まれるような場所にあるため、南海トラフ巨大地震が起きると、約1時間で50センチの津波が押し寄せると想定されています。

訓練では、津波到達までの1時間で学生や教職員あわせて1万人以上全員が高台などに避難するのは難しいという考えのもと、建物の高層階に避難する「垂直避難」を行いました。

(避難訓練の参加者)
「実際の津波が来た時を想像しながら、避難訓練するのが大事だと思った」

また、ことしからはドローンを使い液状化など被害情報の収集も行いました。