沖縄気象台は13日夜遅くから14日未明にかけ、沖縄本島地方で線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があると発表しました。土砂災害や低い土地の浸水などに警戒が必要です。

台風26号はきょう午前9時に温帯低気圧に変わりました。
温帯低気圧は沖縄地方を東に進み周辺や前線付近では非常に強い風が吹いていて、与那国空港では13日午前10時32分に11月の観測史上最大となる最大瞬間風速32・4メートルを記録しました。
交通機関にも影響が出ていて、空の便では那覇と与那国を発着する10便が欠航し208人に影響が出ています。
海の便も那覇と宮古島などの周辺離島を結ぶ76便が欠航しました。

このあとの降水量は多いところで本島中南部と北部で1時間あたり70ミリの非常に激しい雨が見込まれています。

沖縄気象台は13日夜遅くから14日未明にかけて沖縄本島地方で線状降水帯が発生して、大雨災害の危険度が急激に高まる可能性があるとして、土砂災害への厳重な警戒や低い土地の浸水、河川の増水などに警戒するよう呼びかけています。














