鹿児島県霧島市で先月、女性が酒気帯び運転の車にはねられ死亡した事件で、鹿児島地方検察庁加治木支部は、きょう13日、車を運転していた霧島市の男を起訴しました。

過失運転致死と酒気帯び運転の罪で起訴されたのは、霧島市隼人町見次の飲食業・牧野寛斎被告(38)です。

起訴状などによりますと、牧野被告は先月23日午前4時半前、霧島市の市道で酒を飲んだ状態で乗用車を運転し、霧島市国分重久の飲食店従業員・山下向日葵さん(24)をはね、死亡させたとされています。

警察の調べに対して、牧野被告は「酒を飲んで車を運転し事故を起こしたのは間違いない」と容疑を認めていました。

検察は「公判で明らかにされるべきもので回答は差し控える」と認否を明らかにしていません。