季節性インフルエンザについて、東京都は警報レベルに達したとして、きょう(13日)、「流行警報」を発表しました。11月に警報が発表されるのは、16年ぶりです。

東京都によりますと、今月9日までの1週間に報告された1医療機関あたりの季節性インフルエンザの感染者数は29.03人で、前の週と比べおよそ1.2倍となりました。都が定める警報基準を超えたことから、東京都はきょう、インフルエンザの「流行警報」を発表しました。今年は例年よりも早く流行が拡大していて、11月中に「流行警報」が発表されるのは、2009年以来、16年ぶりです。

都内の保育施設や幼稚園、学校では、9月以降、1125件の学級閉鎖や休校などがあり、去年の同じ時期に比べ、10倍以上となっています。

都は改めて、感染対策を徹底するよう呼びかけています。