東京電力の柏崎刈羽原子力発電所の再稼働を巡り、「近く考えを示す」としている新潟県の花角英世知事が、原発立地自治体のトップとの『3者会談』に臨みました。
3者会談が行われるのは、花角知事の就任後初めてです。

この3者会談は12日午後に柏崎市で行われ、花角知事と柏崎市の桜井雅浩市長と刈羽村の品田宏夫村長が、柏崎刈羽原発の再稼働について議論。
事務方を入れずにおよそ20分間、報道陣にも非公開で行われました。
会談後のインタビューで“3者”はそれぞれ次のように話しています。

【柏崎市 桜井雅浩市長】
「早くご決断をしていただきたいと申し上げた」

【刈羽村 品田宏夫村長】
「政治家 花角さんが政治決断をすることです。それにとやかく口を挟みませんと伝えた」

【新潟県 花角英世知事】
「会談での2人の発言は、私がこれから判断する上で当然頭にとどめなければいけないと思っています」

再稼働の是非について「それほど長い時間をかけずに判断したい」とも話した花角知事は、7年ぶりの柏崎刈羽原発を14日に行う予定です。














