急増する特殊詐欺の被害を防ごうと、信用金庫と警察などが情報提供に関する協定を結びました。

協定を結んだのは福岡県内にある8つの信用金庫と警察、それに財務支局です。

今後、ネットバンキングを使った不審な引き出しなどが疑われる場合、信用金庫が速やかに警察に情報を提供します。

警察によりますと特殊詐欺の被害者のおよそ3割が、送金の際にネットバンキングを使っているということです。

福岡県では今年、ニセ電話詐欺の被害が過去最悪のペースで増えていて、9月末までの被害額は去年の同じ時期の3倍以上に達するおよそ39億円となっています。