朝ドラ「ばけばけ」で注目を集める松江ゆかりの作家・小泉八雲。
実は、日本食が苦手で洋食を好んで食べていたそうです。
そんな八雲が愛した料理を、12日、島根県松江市の専門学校の学生が再現し、学校が運営するカフェのランチメニューとして提供しました。
スパイシーな炊き込みご飯「ジャンバラヤ」と、その上に乗るのは鶏肉料理「ケイジャンチキン」。
ともに、アメリカ南部の伝統料理です。
12日、松江栄養調理製菓専門学校調理師科の学生が提供したのは小泉八雲ゆかりの料理。
ギリシャに生まれアイルランドに移り住んだ八雲は、19歳でアメリカに渡り、35歳の時には、アメリカ南部・ニューオリンズの伝統料理「クレオール料理」の料理本も出版しています。
今回、クレオール料理や、ヨーロッパの伝統菓子「パンプディング」などを八雲が記した本をもとに学生たちが再現しました。
料理を食べた人
「スパイスがすごい効いていて、口の中にスパイスが広がって、すごくおいしくいただいている」
松江栄養調理製菓専門学校調理師科2年 横田智紀さん
「(小泉八雲が記した)本には写真とかはなく、文字から連想して考えることが難しかったなと感じた」
松江栄養調理製菓専門学校では、来年2月下旬に開催される学園祭でも八雲ゆかりの料理を提供したいとしていて学生たちはそれまでに、より自分たちの料理の腕前を上げたいと話していました。














