看護に関わるエピソードを集め心打たれるものを表彰するコンテストの表彰式が行われ、看護師とのかかわりの経験から看護の道を目指す高校生が最優秀賞を受賞しました。

県看護協会が行うコンテスト「心あたたまる看護エピソード」で最優秀賞を受賞したのは県立酒田西高校2年生の佐藤彩美さんです。

コンテストは県内の中学、高校生を対象に今年8月から9月にかけ、エピソードを募集したもので77通の応募がありました。

佐藤さんのエピソードは「私も」というタイトルです。

小学校1年生の時、看護師がやさしく接してくれたことをきっかけに看護師を目指すようになった自身の姿を描きました。

山形県看護協会 若月裕子 会長「将来の仕事の選択にまで及んでいるということはよほどその時やった看護に影響があったんだろうなと思って心が打たれるなという所で(選んだ)」

県立酒田西高等学校 佐藤彩美さん「こういうすごい大きな賞を頂けてうれしい。(将来は)多くの人から慕われる看護師になりたいのはもちろんだが、患者さん一人一人に向き合って丁寧な看護ができるような看護師になりたい」

看護のエピソードを共有することで理解を深め看護に関わる職業を目指してもらうこともコンテストの目的で、県看護協会では来年度以降もこの取り組みを行う予定だという事です。