福岡空港の離着陸回数を増やすために経済界や行政が立ち上げた委員会の初会合が開かれました。

九州経済連合会 池辺和弘会長
「処理能力向上の前倒しを実現し、旺盛な航空事業に応えていくことが必要不可欠だと考えます」

福岡市中央区では11日、福岡空港の処理能力向上を検討する委員会の初会合が開かれました。

委員会のメンバーは経済界や行政で構成され、九州経済連合会の池辺和弘会長が委員長を務めています。

福岡空港

福岡空港は第2滑走路の運用開始で1時間あたりの離着陸回数が40回まで増えましたが、インバウンドの急増などを背景に委員会は45回まで増やすことを目指しています。

会合で委員会は技術的な検討と騒音対策区域の見直しを行うよう国に求める要請書を取りまとめました。

要請書は会合に出席していた国土交通省航空局の幹部に池辺会長が手渡したということです。