監督はラグビー未経験 「体育でもなく国語の教員」
宮地監督が就任したのは1992年。当時は無名の弱小校でした。

(宮地監督)
「僕はラグビー未経験。ましてや体育の教員でもなくて、普通の高校の(国語の)教員」
そこに就任した素人の監督。とにかくラグビーのことを勉強しました。当時の強豪校のスタイルとは違い、グラウンドを広く使う春日丘ラグビーの礎を築きました。名古屋西高校の監督で、高校日本代表の監督も務める桑原立さんは、宮地監督の手腕をこう評価します。
(高校日本代表 桑原立監督)
「未経験の先生だからこそ、俯瞰して見えているところもあるのでは。どうやったら強くなるかをフィールド以外の部分でも、しっかり考えられてやっているんじゃないかな」

しかし、少しずつチームが強くなってきた中で突然、不幸が襲います。














