記者が一緒に片づけることに しかし…

 そこで、取材班も手伝って、まずは周りの敷地にはみ出しているモノの片づけを試みます。しかし…

―――これは?
 (男性)「くぎとかネジとか入ってるんですよ」
―――何に使うんですか?これ。
 (男性)「棚作ったりするときに必要かなと思って」
―――靴ちょっと減らしません?
 (男性)「これでも結構捨てたほうなんですけどね。こういうのでも、貼り付けて修理した跡あるでしょ?こっちも貼り付けて、どれぐらい持つかな?みたいな」
―――捨てるの難しいですか?
 (男性)「捨てるの難しいです」

 一向に進みません。明らかに不要と思われるモノでも…
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―――プラスチックのこの破片、危ないんで捨てますね。
 (男性)「あ、それそこ置いといてください」
―――捨てましょう。こういうところからですよ、一歩ずつ。
 (男性)「いや、例えばこういうところ欠けたりするじゃないですか。それをノコギリで切って樹脂でペタっと貼り付けて補強するんですよ」
―――本当ですか?
 (男性)「意外と使うんですよ、それ」
―――捨てていかないと減らないですよ。
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 何とか説得しながら3時間かけて袋3つ分に不用品をまとめ、ゴミの日に捨てることに。

 その後も取材班は計4日間、片づけを手伝いました。