10日に再開した小型船によるスルメイカ漁は11日朝、水揚げを迎えましたが、漁は振るいませんでした。

麻原衣桜記者
「発泡スチロールに入ったスルメイカが次々と運ばれていきます」

スルメイカ漁は、漁獲枠の上限を超え休漁になっていましたが、「資源調査」の名目で再開され、約3週間ぶりの水揚げを迎えました。

漁業者
「何も釣れなくて困ってる。100箱やそこらはいつも上がるけどイカがいない」

この漁船は、1隻100箱までという制限に対し、58箱にとどまりました。

11日は3.6トンあまりのスルメイカが市場で競りにかけられ、最も高いもので5キロ7900円の値がつきました。

イカ専門店では購入する人の姿もありましたが、11日朝は活イカの水揚げはなく、12日以降に期待です。