新潟市北区の福島潟でヨシを刈るイベントが開かれ、参加者が楽しみながら自然環境を学びました。

広大な湿地帯が広がる福島潟は、国の天然記念物・オオヒシクイの日本一の越冬地です。

9日は『次世代の環境のために』をテーマに全国で開かれている『TOYOTA SOCIAL FES!!』の一環で、福島潟の生物多様性を知るイベントが開かれました。

フィールドワークでは参加者およそ80人がカマでヨシの刈り取りへ。
ヨシは福島潟の生態系を維持する役割をもっているほか、かやぶき屋根の材料にもなります。

参加者は葉っぱを枯らせるため立てかける『ヨシグルマ』作りにも挑戦しました。

【参加者は】
「固いので(刈り取りが)難しいですね」
「楽しかった。上手に刈れた」

参加者は楽しみながら湿地を守ることや、かやぶき屋根という伝統を継承する意義について理解を深めました。