大阪府教育委員会は門真市と羽曳野市にある府立高校2校を再来年度から募集停止することを決めました。

 再来年度からの募集停止を決めたのは、門真市の「門真西高校」と羽曳野市の「懐風館高校」です。

 府は条例で3年連続で定員割れし、改善の見込みがない府立高校は、再編整備の検討対象にすると定めています。

 門真西高校は6年連続、懐風館高校は5年連続で定員割れが続いていて、周辺地域では中学校を卒業する生徒数が減少傾向にあることから志願者数の改善が見込めないと判断したということです。

 府は、少子化を見据えて15年後に府立高校を現在よりも32校減らすことが適正との試算も示しています。