花園切符をかけた全国高校ラグビー静岡県大会決勝が11月9日に行われ、東海大静岡翔洋と静岡聖光学院が激突しました。

7年連続、同一カードとなった決勝戦。試合は手に汗握る一進一退の攻防となりました。連覇を狙う翔洋が先制しますが、対する聖光も強みであるバックス陣が奮闘し、トライを奪い返します。

それでも、勝ったのは翔洋の勢いでした。貫いたのは「全員ラグビー」。後半12分、この試合3つめのトライを挙げて試合を決定づけます。

そしてラストプレー。

<実況>
「ここでノーサイドの笛です。高校ラグビー静岡の歴史で令和始めて連覇の高校が生まれました」

東海大静岡翔洋が2年連続14回目の優勝を果たしました。

<東海大静岡翔洋 片桐羅偉主将>
「去年の先輩たちが達成することができなかったベスト16を自分たちが越えていって、今までの伝統を継承していって、さらに高いところに行くという目標を立てました」