大分銀行の中間決算が10日発表され、連結・単体ともに2期連続の増収増益となりました。
大分銀行単体の中間決算では売上にあたる経常収益が、前年より55億円あまり増加し、383億900万円となりました。
費用を差し引いた経常利益は60億700万円で、前年からおよそ15億円増加し、2期連続の増収増益となっています。
日銀の政策金利の引き上げにより、貸出金や保有する有価証券の利息が上昇したことなどから、連結決算も増収増益となりました。
これに伴い、通期の連結決算での純利益の見通しは92億円と、当初から17億円上方修正されました。

一方、豊和銀行の中間決算は、貸出金利息の増加で経常収益は伸びたものの、取引先の収益悪化に伴う引当率の増加で信用コストが上昇し、経常利益が落ち込んだ結果、増収減益となりました。














