いつもアイデアいっぱいで交通安全を呼び掛けている鳥取県警鳥取警察署。10日は、動物のヤギが登場しました。曰く、「飛び出しちゃだメェー」。

鳥取市の大正地区公民館で飼われているヤギの「こむぎ」と「きなこ」。

いつもは静かに暮らしていますが、この日は大役を引き受けることになりました。

鳥取警察署の交通安全の呼び掛けに協力することとなり、近くの駐在所の「メェー誉駐在所員」に任命されました。警察官の帽子を被せてもらい、立派に交通安全の仕事に励みます。

大正保育園の子供たちに教えるのは、車が行き交う道路の渡り方。ヤギの鳴き声になぞらえて「飛び出しちゃだメェー」と呼び掛けました。

鳥取警察署は、野菜のキュウリを配って「車はキュウリ止まれない」と呼び掛けるなど、アイデアいっぱいで交通安全に取り組んでいて、今回はヤギさんの力を借りました。

子供たち「右を見て、左を見て、もう一度右を見て、手を挙げて・・・。」

ヤギさんに見守られながら、子供たちは横断歩道の渡り方を練習していました。

鳥取警察署交通第一課 竹矢秀雄課長「交通死亡事故、特殊詐欺、被害にあわないように『飛び出しちゃだメェー』『だまされちゃだメェー』ということを覚えて頂いて。」

ヤギさんと一緒に学んだ横断歩道の渡り方、子供たちが忘れることはないでしょう。