来年1月1日に開催される駅伝の実業団ナンバーワン決定戦、ニューイヤー駅伝(第67回全日本実業団対抗駅伝)のエントリー選手が12日、発表された。群馬県庁前を発着点に7区間、100キロで行われ、各地域の予選を勝ち上った37チームで争われる。
注目はGMOインターネットグループの大迫傑(31)。2015年以来、8年ぶりのニューイヤー駅伝でチームを初優勝に導く。
連覇を狙うHondaは青木涼真(25)、伊藤達彦(24)ら世界陸上代表組をはじめ、マラソンの元日本記録保持者・設楽悠太(30)が名を連ねた。2021年優勝の富士通は前回過去ワーストタイの12位。松枝博輝(29)、坂東悠汰(26)の東京五輪代表組がエントリーし、王座奪還を狙う。
黒崎播磨は強豪ひしめく九州地区予選を1区から一度も先頭を譲ることなく完全優勝で勝ち上がった。前回4区区間新の細谷恭平(27)や成長著しい田村友佑(23)・友伸(21)兄弟を中心に“クロサキ旋風”を巻き起こせるか。