後を絶たない特殊詐欺の被害を防ごうと、大分県警は落語家を起用して注意を呼びかけるコマーシャル動画を制作し、公開しています。
この動画では、落語家が軽妙なしゃべりで詐欺の手口を分かりやすく説明し、幅広い年代に詐欺への注意を呼びかけています。

10日は動画に出演した大分県出身の落語家・金原亭駒平さんが大分市を訪れ、息子をかたるオレオレ詐欺などをテーマにした小話を披露しました。
今年、県内では10月までに特殊詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の被害が合わせて19億円を超える深刻な状況となっています。
(金原亭駒平さん)「おばあちゃん側が電話に出るときは黒電話のイメージで扇子を使い、詐欺師はスマホだから手ぬぐいを使うなど工夫しました。何度も動画を見て詐欺のワードを知ってもらえればと思います。まずはこれを見て知ってほしい」
特殊詐欺被害防止を呼びかける3つの動画は、テレビコマーシャルで放送されているほか、県警の公式SNSなどで公開されています。














