金沢ゆかりの文人画家「竹久夢二」は、大正時代、「夢二式美人画」と言われる独特の画風や今も歌い継がれる名曲「宵待草」の作詞でも知られていますが、海外ではグラフィックデザイナーとして高い評価を受けています。

夢二のデザインに触発された北海道在住のデザイナー、セキユリヲさんの作品展が2025年で開館25周年を迎えた金沢湯涌夢二館で開かれています。

セキユリヲさんは、北海道在住で、テキスタイルやグラフィックデザイナーとして活動し、北海道の自然と向き合いながら暮らしを彩る作品を精力的に発表しています。

竹久夢二が残したデザインの本の編集に関わり、そのデザインに触発され、美人画だけではない夢二の作品の魅力を創作活動を通じて発信しています。

金沢湯涌夢二館では、セキさんの作品と夢二が手掛けた作品があわせて展示されています。