9日午後5時3分頃、三陸沖を震源とするマグニチュード6.9の地震が発生し、宮城県では涌谷町で最大震度4を観測しました。

この地震で、岩手県沿岸に津波注意報が発表されましたが9日午後8時15分に解除されました。

一夜明け、気仙沼市ではカキの生産者が養殖いかだを確認していました。

カキ養殖業者・小松俊浩さん
「朝確認して、幸い自分たちの筏は大丈夫でした。数日は安心出来ないと思っている。11月に入ってからずっと小さな地震が続いているので大きな地震がこなければいいなと警戒している」

気仙沼市では、7月のカムチャツカ半島を震源とする地震・津波でカキの養殖いかだが大きな被害を受けていて、生産者は今後の出荷に向け心配そうな様子でした。
宮城県内では、被害は確認されていません。

気象庁は今後1週間程度、特に2,3日の間は最大震度4程度の地震に注意するよう呼びかけています。














