宮城県加美町米泉(こめいずみ)の田川(たがわ)では10日、重機2台が投入され、宮城県職員が約1haの藪を刈り払いました。

川辺の藪はクマの移動ルートになっていて、宮城県は、市街地に近い河川や、付近でクマの目撃情報があった河川の藪を刈り払うことで人身被害を防ぎたいとしています。

宮城県は市町村から要望があった18の河川を対象に藪の刈払いをする予定で、このうち広瀬川や迫川など5つの河川ではすでに作業が始まっています。
県北部土木事務所・東海林宏幸 総括技術次長
「河川の藪の刈払いをすることで、少しでも住民の安全安心を保つことができればと考えている」

宮城県がクマ対策として藪の刈り払いをするのは初めてで、11月末までに作業の完了を目指しています。














