新大臣「価格に関与すべきでない」 一方、増産から一転「減産」へ
コメ余りによって価格が下落する兆候も見える中、新たに就任した鈴木農水大臣。コメ価格について問われると…

鈴木憲和 農水大臣(10月22日・大臣就任会見)
「農林水産省が価格にコミット(関与)するということは、政府という立場もあって、すべきでないと考えています」
政府がコメ価格には関与しない姿勢を強調する一方で…
鈴木憲和 農水大臣(10月31日)
「今すぐに大幅に増産に踏み切れば、需給の安定というバランスを崩す」
需給のバランスが崩れれば、一気にコメの価格が下がる可能性もあり、石破政権が掲げた増産方針を一転させて、2026年は減産する方針を表明したのです。
卸の現場は、減産への不安を口にします。

金沢米穀販売 金澤富夫 代表
「需要に応じた減産をするって言うでしょ。 今までその需要を(政府は)見誤ってたわけですよね。増産に舵を切っていかないと、毎年の需給バランスを見ながらの生産体制だと、またいつ米騒動が来るかわからない」














