漁業に関する知識や技術を生かして後継者育成などに取り組む「漁業士」に、県内で初めて女性が認定されました。
漁業に関する技術を共有しようと那覇市で開かれた交流会には、漁業関係者や市町村の職員など約120人が参加しました。
沖縄水産高校の食品化学科の生徒はマグロを使った食品について報告。本来捨てる部位の血合い肉をいかし、トマトとあわせたレトルトカレーを開発しました。

▼沖縄水産高校 平良航尚さん・長浜未玲さん
「マグロの血合い肉は栄養素が豊富です。1つ目は鉄分です。貧血の予防や疲労回復、集中力の維持にとても大切です」
この後、「漁業士」の認定証授与式が行われ、モズクの養殖やマグロの一本釣りを行う伊関亜里砂さんが、県内で初めて女性の漁業士として認定されました。
▼伊関亜里砂さん
「自分が認定されるとは、思ってもいなかったので、今後先輩方に習いながらいろいろなことに取り組んでいけたらと思う。身の引き締まるような思いです」
県内では69人の漁業士が活躍していて、漁業に関する知識や技術を生かし後継者育成などに取り組んでいます。














