「転出超過」が全国ワーストという深刻な現実を抱える広島県。若い世代はなぜ、東京や福岡といった県外の都市に夢を託すのでしょうか。

彼らの率直な声から、広島に残りたいと思う魅力の発見と流出を防ぐカギを探ります。

県内の出身者が6割を占める広島経済大学。毎年、卒業生の半数が県外に本社を置く企業に就職しています。インタビューに答えた学生たちも、広島を離れる決断をしました。

山崎皓太さん(家電メーカー内定・仙台)
「就職の軸が成長できる環境を中心に考えた。全国で探した方が自分に合う会社が見つかる」

大田泰雅さん(住宅メーカー内定・東京)
「親もいて広島で働きたいと思っていた。待遇面などを考えた結果、東京・大阪に本社がある企業を選んだ」

広島に足りない面も考えてもらいました。