きょう7日は二十四節気のひとつ「立冬」です。暦の上では7日から冬になります。伊佐市大口では、朝の冷え込みで幻想的な風景が見られました。
伊佐市大口の7日あさの最低気温は6.1度。きのう6日より3度ほど低くなりました。
伊佐平野は、雲海に包まれました。

また冷え込みの影響で、平野を流れる川内川からも、霧がわき上がり、幻想的な風景となりました。
農家では冬支度が始まっていました。

焼酎に使うサツマイモを栽培している西榮一郎さん(67)と妻・律子さん(65)です。あさ6時から種イモを収穫していました。
(西榮一郎さん・67)「霜がおりる前のひんやりとした寒さだった」

寒さに備えてビニールハウスの中にコガネセンガンを貯蔵します。その量、2トン。
深さ2メートル、幅2メートル、長さ7メートルの穴を掘り、その中にイモを敷き詰めていきます。そして、丁寧にもみ殻をまいて保温します。
こうして伊佐の厳しい冬を越して来年2月に取り出し、発芽させるそうです。














