きょう11月7日は立冬です。京都の冬の味覚「千枚漬」の漬け込み作業が最盛期を迎えています。

 「かんながけ」で薄く均等に削られていく「聖護院かぶら」。京都の老舗漬物店「大安」が手がける千枚漬の漬け込みです。

 削ったかぶらを花びらのように重ねて3日間塩漬けにし、さらに2日間、北海道産の昆布と秘伝の調味液で漬け込むと完成です。

 (大安 大角安史社長)「昆布のうまみをしっかりと引き立てたそんな千枚漬けになっています。まずはそのままの味を楽しんでいただけたらと思います」

 かぶらは立冬の頃に漬け込んだものがおいしいということで、年末にかけて全国へと出荷されていきます。