来週15日から始まるデフリンピックの東京大会をまえに、きのう(6日)、選手団が東京都知事を表敬訪問し、大会への意気込みや決意を語りました。

「デフリンピック」は聴覚障害がある「ろう者」によるスポーツの国際大会で、来週15日から日本では初の開催となる東京大会が開幕し、世界のおよそ3000人の選手が21の競技に臨みます。

開幕を来週にひかえ、6日、東京選出の選手団45人が都庁を訪れ、意気込みを語るとともに知事からの激励を受けました。

卓球の亀澤里穂選手は「日本の皆さんに勇気や感動を与え、記憶にのこせるように、責任をもって頑張りたい」と決意を語りました。

また、レスリングの三浦桂吾選手も、「きこえなくても年齢を重ねていても挑戦できるという姿をお見せすることで、誰でも夢を追うことができる社会の実現に貢献したい。応援してくれる皆様に感謝の気持ちをこめて頑張る」と、大会への思いをにじませました。

デフリンピック東京大会は都内の運動施設を中心に、来週15日から12日間の日程で行われる予定です。