保護者による暴言など学校におけるカスタマーハラスメントに対応するため、東京都の教育委員会はきょう、「保護者とのやりとりを録音する」などとする教職員向けのガイドラインの骨子案を公表しました。

保護者による暴言や理不尽な要求など、学校でのカスタマーハラスメントが問題となるなか、東京都の教育委員会はきょう、保護者と向き合う教職員に向けたガイドラインの骨子案を有識者会議に示しました。

骨子案では、ハラスメントを行う恐れがある保護者に対しては、▼事前に通知したうえでやりとりを録音することや、▼面談時間を原則30分以内とすること、▼暴力や暴言、長時間の居座りをされた際は、警察に通報して対応することなどが盛り込まれています。

都は年度内にガイドラインを完成させ、来年度から活用することを想定しています。