兵庫県加古川市で13人が死傷した多重事故で、追突した車を運転していた男性が直前に心筋梗塞を起こしていたことが分かりました。

おととい夕方、加古川市の国道で車両13台が絡む事故が起き、1人が死亡、12人がけがをしました。

JNNが入手したドライブレコーダーには、亡くなった岡本年明さん(78)が運転する白い乗用車が最初に軽乗用車に追突し、そのままおよそ350メートル先まで次々とほかの車にも突っ込んでいく様子が写っていました。

捜査関係者によりますと、事故直前に意識を失った岡本さんを助手席にいた男性が目撃していました。

解剖の結果、岡本さんの死因は急性心筋梗塞による病死で、警察は事故のいきさつを調べています。