霧島市の国道で、6日午前、高齢女性が軽乗用車にはねられ死亡しました。

霧島警察署によりますと6日午前8時すぎ霧島市福山町佳例川の国道10号で道路を歩いて横断していた女性が霧島市街地方面から走ってきた軽乗用車にはねられました。

この事故で、はねられた近くに住む児島マセさん(93)が、病院に運ばれましたがおよそ2時間後に死亡しました。

軽乗用車を運転していた霧島市の40代男性にけがはありませんでした。

現場は、横断歩道のない片側1車線の見通しのよい直線道路で、警察は運転していた男性から事情を聞くなどし、詳しい事故の原因を調べています。

県内では今月9日まで、全域に交通死亡事故多発警報が発表されています。

県警は、ドライバーに安全確認の徹底や夕暮れ時の早めのライトの点灯。歩行者には、横断歩道を渡ることなど呼びかけています。