日本維新の会の藤田共同代表側が、自身の秘書が代表を務める会社にビラの印刷などを発注していた問題で、維新の大阪府総支部もこの会社に発注をしていたことが分かりました。

 共産党の機関紙・「しんぶん赤旗」は、維新の藤田共同代表側が2017年からの8年間、公設第1秘書が代表を務める会社に、ビラ印刷などの名目で計約2000万円分の発注をしていたと報じました。

 藤田共同代表は「法的には適正」と強調しています。

 そうしたなか、維新の大阪府総支部も去年5月、同じ会社にビラ作成費として約100万円の発注をしていたことが新たに分かりました。

 吉村代表は今後、公金の支出に関する党の内規を改め、疑義が生じないようにするとしています。