特定の医療機器メーカーの製品を手術で優先的に使う見返りに現金を受け取ったとして、起訴された佐久市の病院の医師2人が懲戒免職処分となりました。

懲戒免職処分となったのは、佐久市立国保浅間総合病院の56歳の手術部部長と45歳の診療部の医長です。
調べによりますと、2人は医療機器メーカーの社員ら3人から、手術でこの会社の製品を優先的に使う見返りとして、2021年11月から2024年5月までに、現金およそ58万円を受け取った疑いなどがもたれています。
市によりますと、裁判は始まっていないものの、2人は休職を続けていて、市の調査に容疑を認めたため処分を行ったということです。

このほか監督責任として、院長など上司6人が厳重注意や減給10分の1の処分を受けました。
また柳田市長も給料を1か月間10分の1を減給する条例案を12月議会に提出するとしています。














