キリングループは、規格から外れて市場に出回らない果物を使って商品をつくるプロジェクトとして、新たに青森県産などの「ふじ」を使った商品の完成を発表しました。

キリングループは4日、東京で新商品発表会を開催し、チューハイブランド「氷結」と清涼飲料水「午後の紅茶」の新商品を発表しました。

いずれも青森県と長野県で生産され、規格外として捨てられる予定だったリンゴの「ふじ」を使った商品で、キリングループが2024年から取り組んでいるフードロス対策のプロジェクトとして開発されました。

キリンビール 執行役員 今村恵三 マーケティング部長
「規格外果実の価値化を行い、果実のフードロスが発生しない社会の実現につなげていきます」

新商品の「氷結」は11月18日、「午後の紅茶」は12月2日に全国で発売され、廃棄予定だったリンゴ合わせて13.5トンが使われる予定です。