「海外企業は製品を作ると『出してしまえ』と勢いがある」

(大石)
「2足歩行が難しいと言われていましたけどね、ロボットの世界では。もう2足歩行は普通になってますね」
愛知県刈谷市の自動車部品メーカー・アスカ。10月にロボットのショールームをオープン。人手不足の対策として、ビジネスチャンスを見いだしています。専用のゴーグルで操作も可能。
(大石)
「よし掴んだ。ボックスに入れました。完全にロボットと同期・同化していますね」

このロボットの価格は約2000万円。やはり日本製ではなく中国製です。
(アスカ ロボットシステム事業部・波多野良明課長)
Q.日本と中国企業の差は何?
「開発スピードと確実性を狙うか狙わないか。海外企業は製品を作ると『出してしまえ』と勢いがある事が多い。そういった点の違い」
(大石)
「日本はもっと石橋を叩いてから渡るじゃないですけど、精度を上げてから販売する。中国はもっと前の段階で、まず販売すると」
(波多野課長)
「そうです。中国やアメリカは中身をより良いものに、後から仕上げていく」















